祖父が大腸癌になった理由

祖父が大腸癌になった理由

心と身体の関係

病気を引き起こす原因として一番強力なものは「感情」と言われています。私の両親を含め、この話をすればいつも一蹴されて終わります。しかし、ストレスと病気の関係はよく耳にしますし、なんとなく繋がっている気がしませんか?

人間の臓器は感情と密接に繋がっています。

  • 肝臓 ー 怒、抑圧、我慢
  • 腎臓 ー 恐れ、驚き、ショック
  • 脾臓 ー 執着
  • 肺 ー 深い悲しみ、寂しさ
  • 心臓 ー 喜び

例えば、長年怒りの感情を持ち続けていれば肝臓に負担が掛かり、肝臓癌など不調の原因となり、逆にストレスや食生活で肝臓に負担を掛けていれば怒りっぽくなります。

病気の原因には、ウイルス・化学物質や有害金属などの環境毒もありますが、信じられないことに一番強力なのが、積み上げられ溜まっていった負の感情による臓器への影響です。

ここで、大腸がんで亡くなった祖父の話をします。

祖父は私の両親と共に不動産屋を経営しておりました。バブル後期にある土地を購入するかで悩んでいたそうです。絶対に儲かると吹き込まれていた祖父は、私の父や周りの反対を押し切り、独断で自社ビルを抵当に入れ資金を調達し、土地を購入しました。しかし、バブルは崩壊し土地の値段は急落。ビルも失い残ったのは多額の借金でした。

倒産とともに祖父は体を壊し引退しましたが、そのまま大腸がんを患い数年後に亡くなりました。

大腸は、「こだわり」「恐れの感情」「迷い」の感情と繋がります。

祖父は、一か八かの土地の購入に迷いや恐れがあったのでしょう。またそこには周囲の反対を押し切るほどの、こだわりもあったのでしょう。

そう考えると、負の感情が蓄積され大腸がんに繋がっていったのも必然かもしれません。

普段の食生活や環境で毒素を溜めこまない事も重要ですが、感情の毒を蓄積しなければ、そう簡単に癌になることはないと私は思います。

添加物や環境毒を必要以上に恐れてストレスを溜め込むより、人間としての心の声に従い、シンプルに生きてみることも必要ではないでしょうか。