熱を薬で下げない生活

体の反応を阻害しないで

我が家は、私も子供達もほとんど風邪を引きませんが、それでも年に数回熱が上がることがあります。体温が上がるということは、体の反応として何らかのスイッチが入り、免疫力を上げているものとらえます。

なので、薬で熱を下げることはせず、じっくり体の反応と向き合います。熱をむりやり下げることで、体が本来試したかった動きを阻害することになり、そのツケが今後別の反応として返って来られても困ります。

体温を上げる事で免疫のスイッチが働き、「毒(あえてこう表現します)」を排泄物などでデトックスする一連の流れがあるとします。

それを薬で抑え込むことで、排出されるべき「毒」は行き場を失い、体内に溜まっていく気がしませんか。その「毒」がカタチを変え、体のあちこちに支障をきたす、原因不明の慢性病へと変化していくと私は考えます。そして、その最終形態が癌かもしれません。。。

 

またこのご時世、電車や店内で咳をすれば犯罪者を見るような目で見られ、もはや社会生活を送る上で、薬とマスクは手放せません。

咳も、体内の異物を外へ排出しようと頑張っている反応のひとつですので、薬で無理やり止める事は、「毒」の排出を阻害する事になります。

風邪をひけば熱を下げることが目的となり、解熱や咳止めなど対症療法を行う方がほとんどではないでしょうか。

しかし、それは本来体の反応とは真逆の動きをしているという事を理解する必要があります。当然、熱があれば仕事や学校にも行けず困りますが、目先の回復より、その先を見据えた判断も必要だと思います。

私もサラリーマン時代は、どんなに調子が悪くても薬とガッツで乗り越えてきましたが、これまでの慢性的な不調はその代償だと思っています。

不調の度に学校や仕事を休んでられない!という声もありますが、私は薬漬けで慢性的に不完全な状態より、2〜3日完全に休んでリフレッシュした状態の方が、思考もクリアで本来の力が発揮されると思っています。

 

ぜひ、長い目で見た判断をして頂きたいと思います。