病気が治る人と、治らない人の違い

いつも何かしら調子が悪い。慢性病を患っている。アレルギー症状が辛い。。。

病気を抱えていると、生きる気力を無くらいどシンドい瞬間があります。

誰もが本気で病気を治したいと思い、病院で治療を受け、処方された薬を飲みます。

しかし、病気の根本治療を考えた場合、これらの行動が全く逆のアプローチだと気付いている人はどれだけいるでしょうか。

病気は薬では治りません。症状を一方的に抑えているだけで、病気そのものが無くなるわけではありません。副作用という別の問題も出てきます。

今日は、病気が治る人、治らない人の考え方の違いを紹介します。

病気が治る人と、治らない人の違い

まず、病気の何が辛いかと言うと、その症状が辛いですよね?

頭が痛い、熱でだるい、下痢でお腹が痛い、、、、

しかし誰もが、この辛い症状が病気だと勘違いしています。

症状は病気ではありません

まずここに気付けるか否かが、病気が治るか治らないの分岐点になります。

 1)症状は体の「ありがたい」サイン

人間には自然に体を整えようとする働き(自然治癒力)があります。

  • 熱が出るという事は、体温を上げてウイルスを死滅させようと戦っている体の反応です
  • 下痢や嘔吐は体内の異物を外へ排出しようとする体の反応です
  • 頭痛は、そこが痛むべき原因があることを示しているサインです

このように、症状は自然治癒の過程で起きる体の反応であり、体の不調を気づかせてくれる貴重なサインです

 ◎ 症状 = 悪 → 抑える

この発想をいかに転換できるかが重要です。

 2)西洋医学は病気を治す治療ではない

皆さんが行く病院のほとんどは、アロパシーと呼ばれる薬物・放射線・手術などを用いて症状や疾患を治療していく、西洋医学の医療体系です。

西洋医学は人間の自然治癒力へのアプローチはしません。症状を薬で抑える、手術で取り除くなど、症状そのものを和らげる対症療法なので、症状が出るきっかけとなった原因は追求しません。

◎ 症状 → 対症療法 → 症状は消えるが病気の原因は未解決のまま

これが西洋医学の対症療法です。

しかし西洋医学が悪いと言っているわけではなく、内海先生も言っておられますが、西洋医学の花形は救急医学であり、例えば交通事故で瀕死の重体であれば、迷わず病院で応急処置をすべきです。

戦場で負傷した兵士に対しては、根本治療など悠長な事は言ってられませんので、銃弾を取り除いたり、止血したり、点滴を打ったりと、対症療法が命を延命させます。

西洋医学がメインである世の流れは、もしかしたら戦争と繋がりがあるのでは!?と感じざるを得ませんが。。。

まとめると、救急医学の西洋医学では慢性病などの治療はできない、という事になります。

 3)そして癌になっていく

現在、皆さんが悩まれている病気は、救急の処置が必要なものでしょうか?

どちらかといえば、日々の生活の中で向き合わざるを得ない慢性的な症状に、辛さを感じているのではないでしょうか。

西洋医学では慢性病には対処できないという事実があります。

お伝えしたように症状とは、

  • 自然治癒の過程で起きる体の反応
  • 体の不調を気づかせてくれる貴重なサイン

なので、人体の前提として、そこに何らかの医療的なアプローチをすべきでない事は感覚として分かるかと思います。

辛さを和らげようと、薬や手術でそれを抑えてしまえば、確かに一時的には症状は治まります。

しかし、原因は体や精神に残ったままです。

それがカタチを変え、別の症状となり再び体が教えてくれます

繰り返しになりますが、西洋医学的な治療は症状の先送りでしかありません。更に薬の副作用というおまけまで付いてきます。

そして、溜まりに溜まった毒の最終形態が、癌となって現れるのかもしれません。。。

人間の自然治癒力を妨げない事が大切です

世の中の仕組みとして、現代は西洋医学が医療のメインです。

あらゆるメディアを駆使し、病院や薬を推奨します。

人を医療に取り込まなければ、現在の仕組みが成り立ちませんし、病気が本当の意味で完治したら困るのです。

これだけ医療が発達していると言われているのに、なぜ世の中にこれだけ病気や不健康が蔓延しているのか?

一度冷静になって考えてみる必要があります。

インディアンは怪我や感染症で命を落とすことがあっても、現在のような慢性病や疾患を患うものはほぼいなかったと言います。

それじゃあ、医者は分かっていながら治療をしているのか?という話になりますが、分かっていながら治療を進める医者もいるし、症状を抑えることが正しいとする医者もいるいるそうです。

自分が癌になっても、抗がん剤は使わないと言っている医者もいます。

これは世の中の仕組みなので仕方がないと思っています。日本人の半分が気づけば、もしかしたら変わるかもしれませんが、正直厳しいでしょう。

せめてもの救いは、治療法は自分で選択ができるという事です。

仕事や育児などで大変な現代人は、病気で生活のリズムを崩されたくはありません。だからと言って一時的に辛さから逃れ、原因を追求しないままで最終的に大病を患うか、それとも時間をとって症状と向き合い整えるか。

特に子どもは親の方針が全てなので、正しい選択をしてあげなければなりません。

医療システムに依存していくことは、皮肉にも病気を治す事と真逆のアプローチであり、人間の本能である自然治癒力を抑えることに繋がります。

世の中の情報を全て鵜呑みにするのではなく、一度自分の心と体に向き合う時間を取り、正しい治療法の選択を考えてみてはいかがでしょうか。