子どものぐずりやワガママは、結構な確率で甘い物の影響です

ついつい食べてしまう甘い物。

少しだけならいいやと、自分や子ども達にも与えてしまいがちです。

では砂糖はどれほど体に害があるのか?イマイチピントきませんよね。

一般的には、虫歯の原因にもなるし糖尿病の可能性があるなどと言われています。

しかし一方で、糖分は頭の働きを良くするので、ある程度は摂取すべきなどと言う声もあります。

今回は糖分によってもたらされる心身の影響について考えてみたいと思います。

子どものぐずりやワガママは、結構な確率で甘い物の影響です

結論ですが、内海先生曰く、砂糖は数ある社会毒の中でも代表的な毒であり、食品の中では最初に精製された覚せい剤であり、全く必要のないものだとはっきり断言しています。

砂糖の害として、

  • アレルギー引き起こす原因
  • 感染症
  • 生活習慣病

このような病気があげられます。

また、糖分は精神への影響が大きいと言われています。

脳を基本的に動かすエネルギーは糖分ですが、別に糖分がなくても人間の脳は別の物質でちゃんと働くので問題はありません。

しかし、外から糖分を摂取すれば血糖は急激に上がります。

上がった血糖を下げる為にインスリンがどんどん分泌され、血糖が下がる段階で基本的に人間は狂うようです。

次に、下りすぎた血糖を上げるため、アドレナリンなどの攻撃的なホルモンが一斉に発動します。平常時には分泌されないような成分が分泌されることで、体は壊れていきます。

ジェットコースターのような血糖の上昇下降が、糖分を摂取する度に起きているという事です。

それじゃあ、白砂糖以外のものなら大丈夫か?

と言うと、これは糖分による影響なので、黒砂糖やはちみつ、果物の糖分でも同じ作用が起こります。

 見た目で分かる、甘いものを食べた時の子どもの反応

我が家は普段から、スナック菓子や甘いものは控えていますが、外出先などで甘いものを与えると、だいたい帰り際にぐずるか、ワガママを言い出します。

あまりにも分かりやすい反応なので、「あー甘い物の影響だね」と直ぐにピンときます。

ここで大事なのは、甘いものを食べた後の反応や不快症状を、子どもが自覚できるようになることです。

「これを食べたら不快になるんだ」と自覚できれば、周りに流されず本人でコントロールすることができます。

これだけ抑揚の激しい働きが体内で起こっていれば、不快感は相当なものだと思います。

子どもはダダをこねたり、ぐずったりするのは当然で、その原因を無視して大人が一歩的に叱りつけるのは間違っています。

甘いものを食べると、心も体も緩み、文字通り甘えが出てくるのだと思います。

私も数ヶ月ほど甘いものを断った後、久々に口に入れたら頭がクラクラし、その後一気に体がだるくなったことを思い出しました。

普段から甘いものを食べている人は、血糖の抑揚が繰り返され、これが通常になっています。

この状態でまともな思考が得られるとは思えず、甘いものを抜き、フラットな状態でいる方が、自分本来の力が発揮できるのではないかと思います。

糖分を体から抜く際にも、なんらかの精神的影響や体の不調が出ますし、またその依存性の高さから、食品の薬物と言われても過言ではありません。

また、スイーツだけが甘い物ではなく、料理や飲料、お米など様々なものに含まれています。

今一度、身の回りの糖分を精査し、体に起きる変化を自分で感じ取れるようになる必要があります。