我が家は普段から、スナック菓子や甘いものは控えていますが、外出先などで甘いものを与えると、だいたい帰り際にぐずるか、ワガママを言い出します。
あまりにも分かりやすい反応なので、「あー甘い物の影響だね」と直ぐにピンときます。
ここで大事なのは、甘いものを食べた後の反応や不快症状を、子どもが自覚できるようになることです。
「これを食べたら不快になるんだ」と自覚できれば、周りに流されず本人でコントロールすることができます。
これだけ抑揚の激しい働きが体内で起こっていれば、不快感は相当なものだと思います。
子どもはダダをこねたり、ぐずったりするのは当然で、その原因を無視して大人が一歩的に叱りつけるのは間違っています。
甘いものを食べると、心も体も緩み、文字通り甘えが出てくるのだと思います。
私も数ヶ月ほど甘いものを断った後、久々に口に入れたら頭がクラクラし、その後一気に体がだるくなったことを思い出しました。
普段から甘いものを食べている人は、血糖の抑揚が繰り返され、これが通常になっています。
この状態でまともな思考が得られるとは思えず、甘いものを抜き、フラットな状態でいる方が、自分本来の力が発揮できるのではないかと思います。
糖分を体から抜く際にも、なんらかの精神的影響や体の不調が出ますし、またその依存性の高さから、食品の薬物と言われても過言ではありません。
また、スイーツだけが甘い物ではなく、料理や飲料、お米など様々なものに含まれています。
今一度、身の回りの糖分を精査し、体に起きる変化を自分で感じ取れるようになる必要があります。