医学としての病名のつけ方にも問題点があります。
例えば精神科全体の病名でも、
- 鬱病・・元気が出ない、食欲がない、仕事行きなくない
- パニック障害・・パニックが起きる
- 不安神経症・・不安になる
- 躁うつ病・・気持ちが上がったり下がったりする
こうやって言われると、その病名をつけられている人は「私はこの病気なんだ」と納得します。
一見、この病名のつけ方を見るとその通りだと思うかもしれませんが、他の症状と置き換えると、いかにおかしいかが見えてきます。
内科の症状、例えば食中毒でお腹が痛いという症状があったとします。この場合病名は細菌性胃腸炎となりますが、これは妥当性があります。
しかし、今の精神科やそれ以外では
こんな病名のつけ方をします。お腹が痛いという症状に対し、細菌性胃腸炎という病名はまだわかりますが、精神科の基準に照らし合わせ病名を付けると「お腹ポンポン痛い病」になります。普通に考えたら「はぁ?」となりますよね。
実際には、この病名の付け方には、出ている症状や、出ている現象に対してそのまま名前をつけただけなので、治療という観点からは何の意味もない病名です。病気になった原因や理由は考えられていません。
では何故この病名のつけ方をするのか?
これは西洋医学を流行らせる事にポイントがあり、西洋医学は原因に対しアプローチしたり良くしようという事はしません。薬全般に対してもそうですが、西洋医学は対症療法に特化したものです。感じなくさせたり、麻痺させたり、症状がその場だけ無くなたように見せる物質が西洋薬になります。
なのでこの病名は、西洋薬を売るための病名であって、治すための病名ではないという事が見えてくるかと思います。
結果的に、この病名のつけ方をしている限り、永久不滅にこの病気は治らないという事になります。