アレルギーを治すために最初にやるべきこと

皮肉ですが、アレルギーを治すために処方された薬や、薬局で買った薬を飲んでも、一生アレルギーは治まりません

花粉症を例にあげてお話します。完全に悪者のイメージですが、花粉症は病気ではありません。涙や鼻水の症状は、体の正常な反応なのです。その正常な反応を薬で抑える行為が、世間一般的に行われている花粉症対策です。当然、薬の服用は根本的な治療にはならず、体への悪影響は増していきます。

アレルギーを治す為の第一歩は、まずそのカラクリに気づけるか?ということにつきます。

アレルギーを治すために最初にやるべきこと

私は今年43ですが、40年前は周りにほとんどアトピーはいませんでした。学校にいても1人か2人程度。また喘息も60年前はほとんどいなかったと言われています。それが現在は増えに増え、世の中にはアレルギー患者が蔓延しています。

そこに疑問を持つことから始めなければなりませんが、アレルギーなどの病気を西洋医学の用語では自己免疫性疾患と言います。これは、免疫が異常に反応してるということなのですが、免疫が反応してくれているのに病気なの??

と、ここに違和感を持つことが重要です。

花粉症という病気は存在しない

年々増える花粉症患者ですが、当然ながら昔はいませんでした。体の方の問題もありますが、まずは花粉について考えてみたいと思います。

花粉は、地球に植物が誕生してから現在まで変わらず空気中を舞っています。昔と同じ花粉を浴びているのに、なぜ現在の花粉はアレルギー症状を引き起こすのでしょうか。

100年前の花粉と今の花粉の違いについて見てみましょう。下の図は花粉を拡大したイメージです。

 A) 100年前の花粉

100年前の花粉は汚染が少ない分、クリーンなイメージです。これが飛んできても何も問題はありません。人間は昔から山や森で暮らしていましたから、この花粉にいちいち反応していたら大変ですよね。

 B) 現在の花粉

現在の花粉はクリーンとはいかないようです。空気中に舞うPM2.5、放射能、農薬、重金属、、、様々な物質が付着しているとイメージしてください。

 

 花粉でキャッチボール

それではこの花粉が人間に飛んできたらどうなるのか?これを考えてみたいと思います。

AとBの花粉をボールに見立てキャッチボールをすると、免疫の状態を分かりやすく説明できます。

A) 綺麗な白いボール

B) 汚れた泥のボール

Aのボールでキャッチボールをしても、綺麗な白いボールなので何も問題なくキャッチできます。キャッチボールはちゃんと成立しますね。

一方、Bの汚れたボールが顔をめがけて飛んできました。あなたならどうしますか?

顔に当たるくないなら、とりあえず手でブロックしようとしませんか??このブロックする手の動きが免疫(防御システム)ということになります。

同様に人間の体も、くしゃみ・鼻水・涙によって、体内に異物が侵入しないようブロックしています

ですが、巷で売られている花粉症の薬は免疫抑制剤と呼ばれるものです。免疫を抑制してしまうということは、キャッチボールでは両手が縛られた状態になりますので、泥のボールは当てられ放題です。

と言うことは、免疫抑制剤によりくしゃみ・鼻水・涙は抑制しますが、異物は体の中に入り放題です。

つまりアレルギー対策で薬を飲む処置は、一時の鼻水や涙からの苦しみから逃れる為に、異物を侵入させまいと頑張っている免疫の邪魔をしていることになるのです。

アレルギー症状の解決方法

2つの具体的な解決方法があります。

  1. 昔のようなクリーンな花粉に戻す事です。これは環境問題に関わることなので、時間も掛かり難しいですが重要です。元の状態に戻れば反応する人も激減します。
  2. もう一つは、汚れた泥のボールが当たっも平気な体を作ることです。

花粉症になった原因を無視して、それを抑える薬を飲み続けていればドツボにハマっていきます。花粉症の薬は免疫抑制剤なので、なんと癌になるリスクも増えます。他にも血管系の病気や、アレルギー系の薬に含まれている抗ヒスタミン薬のおかげで痴呆症や精神病の発症率も高いと言われています。

まとめると、

  • 花粉症の症状は人間の正常な反応であり、反応する体を持っている
  • 逆に花粉症でない人は、免疫が働かず毒素を体内に溜め込んでいる

という事になります。

花粉症じゃない方、逆に注意が必要です。免疫が反応していないので、溜め込んだ毒素の影響がいつどこで出るかわかりません。

花粉症に限らず、アトピーなどのアレルギー症状はありがたいサインですので、決して薬で抑えてはいけません。意味がないどころか、真逆の処置をしていることになります

参考資料:

日本母親連盟主催 内海聡セミナー「病気や症状のとらえ方」より