Aのボールでキャッチボールをしても、綺麗な白いボールなので何も問題なくキャッチできます。キャッチボールはちゃんと成立しますね。
一方、Bの汚れたボールが顔をめがけて飛んできました。あなたならどうしますか?
顔に当たるくないなら、とりあえず手でブロックしようとしませんか??このブロックする手の動きが免疫(防御システム)ということになります。
同様に人間の体も、くしゃみ・鼻水・涙によって、体内に異物が侵入しないようブロックしています。
ですが、巷で売られている花粉症の薬は免疫抑制剤と呼ばれるものです。免疫を抑制してしまうということは、キャッチボールでは両手が縛られた状態になりますので、泥のボールは当てられ放題です。
と言うことは、免疫抑制剤によりくしゃみ・鼻水・涙は抑制しますが、異物は体の中に入り放題です。
つまりアレルギー対策で薬を飲む処置は、一時の鼻水や涙からの苦しみから逃れる為に、異物を侵入させまいと頑張っている免疫の邪魔をしていることになるのです。