お米も無農薬・無肥料の自然栽培で

お米をスーパーで買わなくなった訳

今回は、毎日食べている「お米」についてです。

我が家が食しているお米の品種は「ササニシキ」です。一昔前は、コシヒカリと肩を並べるほどの有名所でしたが、最近はめっきり見かけなくなりました。モチモチした食感と甘みのあるコシヒカリではなく、素朴な味わいのササニシキを選んだ理由をお話します。

もともとお米にそこまで拘りは無かったのですが、東日本大震災が、食の質について考える大きなきっかけとなりました。放射能の影響も取り沙汰されていたので、防御作用のある、玄米や味噌、またミネラル食材や和の素材、特に発酵食品系を中心に、素材を見直しました。

当初は放射能による母乳への影響も怖かったので、玄米を主食としていましたが、妻曰くあまり調子が良くないし、おっぱいが詰まるといった事が続きました。

色々と原因を調べたのですが、少なからず農薬の影響もあるだろうと考え、少しでもリスクを減らしたかったので、無農薬のお米に変えようと店を探しました。しかし、まずスーパーでは売っていません。ネットで探せば、取り扱っているお店も多数ありますが、送料などを考慮すると結構高くついてしまいます。やはり毎日の事ですからね。

しかし、たまたま近所に無農薬・無肥料の自然栽培のお米を取り扱っているお米屋さんを発見しました。多摩市聖ケ丘にある「百将屋」というお米屋さんです。

女性の店主が一人でお店を切り盛りしていましたが、残念ながら昨年お亡くなりになられました。本当に優しいお母さんで、私の子供を孫のように可愛がってくれました。お米に関する知識や情報も教えて頂き、我が家にとって百将屋のお母さんとの出会いが、食を根本から考える大きなきっかけとなりました。本当にありがとうございました。

お店の方は息子さんが引き継ぎ、新生「百将屋」として元気に営業されています!

お店のFBのリンクを貼っておきますので、ぜひチェックしてみてください。

そこで一般的な「コシヒカリ」と「ササニシキ」の差ですが、

コシヒカリ

● モチモチした食感
● 糖度が高い
● 食べ慣れた味

ササニシキ

● アミロースの含有量が比較的多くあつさりした食感
● コシヒカリに比べ糖度が低い
● べたつかず口当たりもさっぱり

コシヒカリはその糖質の高さから母乳への影響も気になり、また主食として、毎日糖質を摂る事は避けたかったのは事実です。

一方、ササニシキは炭水化物でも糖質が低く、なによりそのあっさりした口当たりは、おかずに良く合います。

またアレルギーの子でも比較的問題なく食べられる、とも言われています。

精米した瞬間から酸化が始まる

我が家は、玄米のまま購入し、自宅で精米機にかけます。精米機は、自然食品屋で購入したモノでかれこれ6〜7年壊れず動いています。毎日稼働しているのに丈夫ですよね。

自宅で精米する理由としては、

精米した瞬間からお米の酸化が始まります。直前で精米し炊いた方が、美味しいご飯が食べられます。

その日の体調や気分に合わせて白米〜玄米まで、好みの分つきに調整できます。

我が家で使用している精米機です。参考までに。

YDK お米じまんⅤ SD-5000

ちなみに、我が家の精米の割合は、白米:7 玄米:3 が多いです。

さずがに玄米100%ですと、栄養は豊富ですがちょっと重たいですかね。白米の割合を残した方が炊きやすいですし、子ども達も食べやすいです。

炊飯器は使わず、色々な鍋で炊いてみる

我が家には、電子レンジや炊飯器はありません。

なるべく電磁波の影響を受けたくない、フッ素加工した炊飯器を使いたくない、というのが大きな理由ですが、やはりガスで炊くお米は断然美味しいです。

炊飯器を使わない=土鍋で炊く

と思いがちですが、どんな鍋でも炊けます。

うちでは、下の3つを使い分けています。

① STAUBの鉄鍋

② 土鍋

③ ステンレスの鍋

ただしどんな素材の鍋もそうですが、同じものを使い続けた場合の体への影響を考えて、バランス良く使い分ける方が良いかと思います。

また、味の違いや食感も変わるので毎日楽しめますよ!