成長や人格形成に大きな影響を与えると言われる出産ですが、現代は医療の介入が凄まじく、なるべく自然なカタチで出産を望まれる方には厳しい状況です。自らの意思で拒否できるものとできないものがあります。しかも、そこには相談の余地はありません。
自然な出産を望むのであれば、やはり普段からの食生活や考え方が重要で、厳しい言い方ですが医療が介入せざるを得ない出産は、自らが招いた事になります。
ただ、それは母親だけの責任ではなく、旦那さんの理解や意識が大きく影響します。
自然派を貫けば周りとの距離が広がり、精神的にもしんどいです。折り合いをつけながら、周囲と上手く付き合える器用なママなら問題はないですが、そうでない方も多いと思います。
そうなると、いかに旦那さんと足並みを揃えられるかが重要となってきます。
今でも自然な出産に理解のある病院や助産院はたくさんあり、様々なメディアも情報を得られます。しかし悪阻でしんどい中、一人で調べ、連絡して、検討するという作業は本当に大変です。
また、自然派を通そうとすれば、学校や自治体から様々な追求に合います。その矢面に立つには、いつの時代も母親なのです。
しかし、旦那さんと共通の理解があれば、夫婦間での相談や分担もできますし、精神的にも大きな支えになります。