発達障害を治すには、発想の転換が必要です

そもそも、病名がいかにおかしなものか?

と思えるようにならなければ病気は治らない。というお話です。

学校、幼稚園、保育園などで話題の発達障害。まさに巷ではバブル状態です。しかし、この病名がいかに戦略的な作戦のもと様々なメディアを通じて世に広められたのか。本当の意味でこれがわからなければ医療に取り込まれて終わりです。

発達障害を治すには、発想の転換が必要です

例えば発達障害を例にあげます。今回は、発達障害そのものの原因を追求するのではなく、これら病名自体がいかに意味が無いとか、という内容になります。

この無いというところから始めなければ、親御さんも理解できないし、治療もできません。これは理由として大きく3つあります。

  1. 精神科医が主観で付ける病名だから 
  2. 社会的理由(都合)でつけられるから
  3. 出ている症状や現象に対して、そのまま名前をつけただけだから

1. 精神科医が主観で付ける病名だから 

これはそのままズバリです。病名自体、精神科医が主観でつけてしまいます。

 2.社会的理由(都合)でつけられるから

例えば、公共の場で子どもが、はしゃいだり、飛び回たったり、大声で叫んでいたとしても、子ども自身はそれで楽しいのですから何も問題はありません

ですが大人の方が勝手に困ると言い出します。「このガキ、公共の場所でうるさくって頭おかしい」という考えになります。それでどうなるかと言うと、

こいつ精神障害だ!病院行け → 精神科 → 発達障害

子どもの本来の特性ですから異常なはずはありませんが、めでたく発達障害という病名をつけらました。要するに周りの都合でつけられた、専門用語で言うところの社会的病名と言われます。

これをやっている限り、医学ではなく差別と同じになります。

自分達の思い通りにやりたい人が多い世の中では、これを信じるのは簡単です。

 3.出ている症状や現象に対して、そのまま名前をつけただけだから

医学としての病名のつけ方にも問題点があります。

例えば精神科全体の病名でも、

  • 鬱病・・元気が出ない、食欲がない、仕事行きなくない
  • パニック障害・・パニックが起きる
  • 不安神経症・・不安になる
  • 躁うつ病・・気持ちが上がったり下がったりする

こうやって言われると、その病名をつけられている人は「私はこの病気なんだ」と納得します。

一見、この病名のつけ方を見るとその通りだと思うかもしれませんが、他の症状と置き換えると、いかにおかしいかが見えてきます。

内科の症状、例えば食中毒でお腹が痛いという症状があったとします。この場合病名は細菌性胃腸炎となりますが、これは妥当性があります。

しかし、今の精神科やそれ以外では

  • ○○症
  • ○○症候群

こんな病名のつけ方をします。お腹が痛いという症状に対し、細菌性胃腸炎という病名はまだわかりますが、精神科の基準に照らし合わせ病名を付けると「お腹ポンポン痛い病」になります。普通に考えたら「はぁ?」となりますよね。

実際には、この病名の付け方には、出ている症状や、出ている現象に対してそのまま名前をつけただけなので、治療という観点からは何の意味もない病名です。病気になった原因や理由は考えられていません

では何故この病名のつけ方をするのか?

これは西洋医学を流行らせる事にポイントがあり、西洋医学は原因に対しアプローチしたり良くしようという事はしません。薬全般に対してもそうですが、西洋医学は対症療法に特化したものです。感じなくさせたり、麻痺させたり、症状がその場だけ無くなたように見せる物質が西洋薬になります。

なのでこの病名は、西洋薬を売るための病名であって、治すための病名ではないという事が見えてくるかと思います。

結果的に、この病名のつけ方をしている限り、永久不滅にこの病気は治らないという事になります。

原因へのアプローチこそ全て

現代の西洋医学では、発達障害と病名をつけられたら薬が投与され、原因の追求は行われません。

大人が子どもを薬漬けにし、自分達の都合でコントロールしていくわけです

発達障害の原因となった脳への影響は何なのか?そこを突き詰めない限り、本当の解決にはならないでしょう。

参考資料:

日本母親連盟主催 内海聡セミナー「病気や症状のとらえ方」より